'18年の平昌パラリンピックで、スノーボード種目の金メダリストとなった成田緑夢。来年行われる東京パラリンピックでは走り高跳びでの出場を目指しており、冬夏通しての金メダル獲得も夢ではない存在だ。
そんな活躍著しい緑夢の6歳年上の姉である今井メロ。彼女もまた、10代のころは輝いていた。
「トリノ五輪前の'04 -'05 シーズンではワールドカップで優勝し、世界ランキングの1位に躍り出ます。当然、メダル獲得を期待されてオリンピックに臨みましたが、結果はケガの影響とプレッシャーで予選落ち。期待が大きかっただけに、帰国後はバッシングにさらされました」(スポーツ紙記者)
栄光からどん底へ。18歳の今井にとって、それはすぐに立ち直ることのできない体験だった。過去の『週刊女性』のインタビューでも、当時の複雑な心情を語っている。
《オリンピック後、1年くらいは家からほとんど出られずに引きこもっていました。それから母ともケンカして、家を飛び出してしまいました》(『週刊女性』'12年10月2日号)
彼女は家を飛び出し、キャバクラで働くだけでなく、その後は風俗店で働いた。
都内のマンションにすでに引っ越し
「トリノ五輪の翌年、彼女が客の待つホテルなどに派遣されて性的サービスをするデリバリーヘルスに勤めていたことを、週刊誌などが報じました。また、22歳のときに長男を出産しましたが、すぐに離婚。その翌年に再婚し第2子になる女児を出産するも、結婚生活は1年ほどで破綻。シングルマザーとして、今まで2人の子どもを育ててきたのです」(芸能レポーター)
金銭的に窮し、2度目の離婚のころは生活保護を8か月間受給。また、'17年にはセクシー女優として、2本のアダルト作品に出演している。
まさに身体を張って子どもたちを育ててきた今井だが、ついに“春が訪れた”という。
「小学校に通う2人のお子さんが今年1月に都内に転校されたんです。なんでも、メロさんが再々婚されるそうで、新しくお父さんになる方の職場近くに住むために引っ越されたそうですよ。そういう費用なども、その男性が用意したそうなので、お金に余裕のある方なんじゃないかって、近所では話題になっていましたね」(小学校の保護者のひとり)
すでに子どもたちと都内で新生活を始めている今井。だが、ここ数年住んでいた神奈川県川崎市内で取材をすると、幸せな話とは別に何やら不穏なウワサを耳にした。
「彼女は親しいお母さん友達には、『児童扶養手当』を受給していると話していたそうなんです。シングルマザーだから不思議ではないんですが、彼女は外車に乗ったりして、生活状況はとてもお金に困っている感じではなかった。もしかしたら不正受給しているんじゃないかって疑う人もいましたね」(過去に住んでいた自宅の近隣住民)
児童扶養手当とは、ひとり親家庭の安定と自立のために支給される手当のこと。子ども1人では満額で月額4万2490円支払われ、2人目には1万40円が加算される。だが、支給には所得制限があり、彼女のような2人の子どもを育てる家庭では、収入が年間125万円以下なら満額支給されるが、268万円を超えると1円も受け取ることはできない。