加えてもうひとつ、“不倫報道”があった場合、そのあとにゴタゴタが起き、裁判になって泥沼化したり、何かしら広がりが出てくる。しかし今回は記事が出た時点ですでに裁判にまで発展している。
さらに後藤がその事実をすべてを認めて、
《夫と度重なる話し合いの末、こんな私を許し受け入れてくれ、夫婦として時間も増えました》
と、自身のブログで謝罪したため、これ以上の広がりが望めなくなっている。そのため、週刊誌などが後追いしようにも、新しい内容や切り口を見つけにくいのだ。
『文春』の記事にあった〝夫のDV疑惑〟について、
《当時の私自身が夫婦喧嘩を過度な表現にしてしまい、相手との軽率なやりとりから誤解を招く内容となり、大変反省しております》
と触れたことで「夫に書かされているのでは?」と一部で疑問の声が出ているが、これに関しても本人たちが語らない以上、書きようがない。
ある意味、“ストーリーが完結してしまっている”ということだ。
この先、離婚とでもなれば話は別だが、これ以上触れられることもなく、騒動の収束は早いと思われる。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。