スパイダーマンとバニーガールでも御用
同容疑者は過去に2度、窃盗未遂などで逮捕・起訴され、いずれも実刑判決を受けている。
最初は2009年6月、犯行時のコスプレはスパイダーマンだった。
「スパイダーマンの衣装の下には女性用競泳水着とタイツを着用し、口元にはマスクまでしていた」(地元記者)
次は'16年7月、バニーガール姿だった。同年の週刊女性8月23・30日号で《「バニーガール姿の男と目が合った」110番通報で逮捕男の不気味な前科》と題し、黒いタンクトップに網タイツ、ハイヒールをはいたバニーガールの格好で同県太宰府市の空き家の敷地内に無断で入り込み、郵便ポストを物色したことを報じている。ちなみにこのとき、バニーの耳と尻尾はつけていなかった。
「両事件でそれぞれ3年近く服役している。1度出所してから再犯に及ぶまで間があったが、犯行のスパンは短くなっている」(前出・地元記者)
飯塚市の実家で両親と暮らしていた藤澤容疑者。高校卒業後、就職したが実家を出ることはなかった。
近所の飲食店の店長は、
「また捕まったの? バカだねぇ。両親がかわいそうだよな」
と、あきれる。
幼少期の容疑者を見たことがあるという近くの女性は、
「スパイダーマンの話はうわさ程度ですが聞いたことがあります。小さいころはよくチワワの散歩をしていて、動物が好きな子という印象があったんですけど」とポツリ。
容疑者一家を古くから知る近隣住民は、
「ご両親は息子さんが再犯しないように注意していたらしいんですが、また起こってしまって。本当に参っているようです」
と同情する。