斉藤由貴の不倫に「うらやましい」の声
最近の“いいスキャンダル”と言えば、斉藤由貴の不倫が思い浮かびます。
『週刊文春』(文藝春秋)に、斉藤が個人事務所として借りているマンションに男性が入っていく様子、男性と手をつないで映画を見るところを撮られた斉藤は、「男性は主治医で、往診に来てもらっていた」「足元がおぼつかなくて、支えてくれた。一瞬のこと」と不倫を否定します。
それなりにバッシングされましたが、その一方でSNS上では「50歳を過ぎて、お医者さんと恋愛できてうらやましい」という意見がちらほら見られました。
斉藤が不倫を否定するのを待っていたかのように今度は『FLASH』(光文社)が、男性が斉藤のものと思われる下着を頭からかぶっている写真、キス写真の自撮りを掲載。不倫は決定的なものとなってしまいます。ここまであけすけな写真が公開されると、たいていの人は良心がとがめて、責めるのをやめるもの。この騒動で名前を売り、魅力を知らしめ、大河ドラマこそ降板したものの、現在は多くの仕事をしている斉藤は、典型的なスキャンダル上手です。
そういう意味で言うと、元モーニング娘。・後藤真希(以下、ゴマキ)の起こしたスキャンダルはダメなやつだと思うのです。
ゴマキの不倫が露見し、夫が不倫相手を訴えて、損害賠償を請求したと『週刊文春』が報じています。同誌は裁判の陳述書を手に入れており、そこにはゴマキが派遣社員である元カレと行ったアパホテルや錦糸町のラブホテルでの行為の回数まで、事細かに書いてあります。ゴマキは『週刊文春』の報道を認め、オフィシャルブログで謝罪。離婚はせず、夫婦関係を修復していくつもりだと発表しました。
元国民的アイドルで、現在は2児の母として、ママタレにシフトしつつあったゴマキが不倫。「なんてヤバい女だ!」とさぞバッシングされるかと思いきや、実際はさほど盛り上がらなかった印象があります。
その理由を考えたときに、幼子を置いての不倫が笑えなかったことに加え、羨望が足りなかったからではないかと思うのです。恋のときめきや、非日常の輝きがまるでない不倫。女性視聴者に「うらやましい」と思わせる要素が何もないのです。