「騒動後は、バラエティー番組のオファーもなくなってしまいました。実業家の男性は、不倫当時から経営不振だった居酒屋が、その後2店舗とも閉店して自己破産という事態に。
昨年10月には彼の奥さんが、高橋さんに対して慰謝料を求める裁判を起こしていたそうです。高橋さんはストレスで食事がとれず激やせし、実家に引きこもっていると報じられました」(前出・スポーツ紙記者)
ちょうどそのころ、高橋が出演する映画も公開されていたのだが、
「『いつも月夜に米の飯』という作品です。高橋さんは、男にだらしなく、いつも飲んだくれている居酒屋の女将という役どころ。撮影が行われたのは、騒動よりちょっと前だと思います。幸か不幸かあまりヒットしなかったので、たいして話題にはなりませんでした」(映画ライター)
高橋が所属する新たな事務所とは
再起のために、高橋は新たな事務所を探していた。
「不倫騒動後、グランパパのスタッフのところに、高橋さんの知人から所属についての話がきたそうです。彼女の演技力や歌唱力の高さは認められていましたから、すんなり所属が決まりました。ベテランの役者が多かったので、若い女性が欲しいということもあったようです」(前出・芸能プロ関係者)
確かに所属俳優には、岩下志麻、松原智恵子、笹野高史というビッグネームが顔を並べている。
「ゴージャスな顔ぶれですが、現在コンスタントに仕事をしているのは笹野さんくらい。岩下さんは、知り合いの監督やプロデューサーから直接、脚本をもらって出演を判断することも多いですが、今は仕事をセーブしています。アイドル時代からのファンも多く、味のある演技ができる高橋さんは、事務所としてもありがたいポジションなのでしょう」(同・芸能プロ関係者)
大黒柱の津川さんと朝丘さんを失い、笹野だけで支えていくのは大変そうだ。
「事務所には、津川さんと朝丘さんが亡くなった今でも、以前と変わらない数のスタッフがいます。長年の関係性もあるなか“退社してほしい”とは言えませんよね。経営を安定させるためにも舞台やテレビでコンスタントに稼げる俳優が増えたほうがいいと考えるのは当然のことでしょう」(制作会社関係者)
ただ、秋の舞台に関しては以前から出演が決まっていたらしい。
「舞台は2年近く前から、タレントのスケジュールをおさえたりするので、前の事務所のときから出演することは決まっていました。グランパパには、この春から正式に所属という流れになったそうです。
芸能活動が再スタートできるということは、慰謝料請求されていた件もクリアになったんでしょうね。高橋さんの今後の仕事は、これから営業をかけていくと聞いていますよ」(舞台関係者)
高橋が生活する実家周辺では
高橋は復帰に向けどんな生活を送っているのか。現在も埼玉県内の実家で生活しているというので、4月上旬に自宅近辺で話を聞くと、すっかり元の姿を取り戻していた。