3月上旬、都心のオフィス街に、小さな1軒のうどん店が開店していた。
「開店初日に、俳優の伊原剛志さんが来店されていました。新しいお店なのに店員さんとも仲よさげだと思ったら、奥さまのお店だったんですね」(居合わせた客)
この日、自ら店頭に立ってレジを打っていた女性が、伊原の妻・純子さんだったのだ。
「あの店は和歌山県出身の純子さんが故郷の味を広めたくて立ち上げたんです。オープン前にも、伊原さんが味見をしに来ていましたよ」(飲食業界関係者)
'01年7月に、伊原と純子さんは結婚。バツ1ですでに最初の妻との間に2人の子どもがいた伊原は結婚に前向きでなかったが、そこで積極的にプロポーズをしたのが純子さんだったという。
夫婦間に起こった変化
「伊原さんはもともとお好み焼き店の経営をしていたのですが、結婚する少し前のタイミングで奥さんに交代しています。彼は社長を退いた後も、店舗を訪れたり、全体会議で挨拶するなどスタッフを気遣っていましたよ」(同・飲食業界関係者)
その後、店舗を増やし、お好み焼き店の売り上げは4億円以上に。しかし昨年10月、会社の全株式を『築地銀だこ』を運営する株式会社ホットランドに売却。さらにプライベートでも夫婦の間に変化が。
「実は伊原さんは'15年にハリウッド映画デビューもしていて、近ごろは俳優修業のため日本で仕事がない時期はロサンゼルスに行っているんです。今回の売却で、より俳優業に集中する時間が取れるため、現地に滞在してオーディションや稽古を受ける時間を、以前よりも長く持とうと考えているようです」(芸能プロ関係者)
それじゃあ今後は、8000キロ以上離れたロスと東京との別居ってこと?
週刊女性は真相を確かめるべく、純子さんに話を聞いた。
─そもそも、なぜ会社を売却されたのですか?
「売却の予定はなかったんですが、たまたまホットランドさんから声がかかって。一部上場の大きな会社なので、うちの社員たちにとってもいろんな可能性が広がると思ってお話をお受けしたんです。だから、主人が海外に行くからという理由ではないんです」
─では、伊原さんは今後、ロサンゼルスに活動拠点を移すということでしょうか?
「拠点を海外に移したわけではないんです。ハリウッド映画の『硫黄島からの手紙』に出演したあとくらいから、日本で特に仕事がないときはロサンゼルスに行ってオーディションを受けてみたり、向こうで仕事をしてみたりっていう生活をしているんです」
─離れて暮らしていて、家族の時間はとれていますか?
「来週、2週間くらい時間がとれるので私もロスに行く予定ですよ。
主人とは、ほぼ毎日連絡はとっています。電話やLINEで、仕事のことだけではなくて家族のこととかも話しますよ」
伊原の所属事務所にも問い合わせてみると、
「今後も日本での活動を中心に行うので、拠点をロサンゼルスに移す予定はございません」
という回答が。
こんなにしっかりした奥さんなら、きっと安心!