「お客さんは誰も瀧さんの話をしていませんでした。なんとなく口にしてはいけないような空気がありましたね。彼のお店だというイメージがつくと今後、いろいろと営業しにくくなってしまうと考えているのかもしれませんね」(別の利用客)
店長は全否定するが……
午前0時すぎ、2号店がオープンしたことについて、営業を終えた店長を直撃した。
――瀧さんの奥さんがオーナーをされているそうですが、無事に初日の営業が終わりましたね?
「いや、奥さんはいないですよ。この店は瀧さんと全然関係ありません! 調べればわかるけど、ここは俺の名義で、俺が借金をして作った店なんだからさ」
取材の意を伝えると、険しい表情になった。この日、一緒に働いていた女性2人もどちらも瀧の妻ではないと話す。
――このお店は、中目黒にあるおでんバーの2号店ですよね?
「違いますよ。お店の名前も全然違うでしょ? こっちから否定するのも面倒くさかっただけです。施工の段階でいろいろ書かれて本当に迷惑してますよ」
なおも質問をしようとしたが、憮然とした様子で、
「もう話すことはありません」
店側は終始、瀧の妻が経営に関わっていることを否定していたが、バーではこんな気になるやりとりも。
「瀧さんと親交の深い演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチさんが役者らしき女性と来ていましたが、彼は店長に“これ瀧に勧められたんだよ”と言って、トンカツを頼んで美味しそうに食べていたんです。
店長は瀧さんの名前を出されて気まずかったのか、“あ、そうですか”とそっけない反応をしていましたよ。
瀧さんと関係がなかったら、ケラリーノさんもそんなことは言わないと思うんですけどね」(前出・利用客)
瀧が客としてこの店に顔を出す日は来るのだろうか……。