総得票数で1位だったHey! Say! JUMPは大きく落ち込み、1位はやっぱり嵐。2位にSexy Zone、3位のKing&Princeに次ぐ4位に。

 しかも3位には倍以上の差をつけられている。Sexy Zone内でのトップは、「好き」ランキング全体で4位の中島健人。個人ランキングでは山田涼介と中島健人は倍以上の差があったが、グループ全体の人気では逆転している。前出の佐々木氏は、

嵐の“ネクスト”といえるほどのグループになるためには、メンバーそれぞれがソロでドラマや映画に主演できるようになること。さらにSMAPや嵐のようにそれぞれが演技にバラエティーに活躍できること。

 それぞれがそれぞれの得意分野で活躍できるようになることですね。ただ、嵐であっても最初のころはソロではなく全員そろっての活動が多かったわけですから、どのグループもこれからの努力次第でしょうね

 内海光司とグループを組み、田原俊彦や近藤真彦のバックダンサーを務めた元ジャニーズJr.で、作家の平本淳也氏は今回のランキングについて、

「Hey! Say! JUMPやKing&Princeは頑張りましたよね。ランキング1位は、本人の山田がいちばん驚くんじゃないですか(笑)。ただ正直、それぞれのグループのほとんどのメンバーは、世間的には“誰それ?”ですよね。そういう意味ではTOKIOのほうが“国民的”なんですよね」

 と、上位となった若手グループの世間的な知名度を指摘する。

「King&Princeは意外に当たりましたが、ジャニーズとしては“ネクスト”はここじゃない。事務所としては、これから滝沢秀明が仕掛けていくグループをそうしたいわけです。だからネクストは今はいないと言える。ただ、なんだかんだSMAPも売れるまでには時間がかかりましたからね」

 “ネクスト嵐”は、既存のグループの中から出てくるか、今後生まれる新しいグループになるかはたして……。

※ランキングはニュースサイト『週刊女性PRIME』で集計したアンケートによるものです('19年3月12日〜4月17日)。有効回答数は合計24,863人。

※グループのなかでちょうど真ん中の順位となったメンバーの各得票数(中央値)をGP(グループポイント)と設定。これが高いほど、メンバー全員がまんべんなく人気があると考えられる。