松坂桃李がシム・ウンギョンに
オススメしたい観光スポット

──ひとつひとつ言葉を選びながら、取材にも日本語で答えていくシム。それを隣で松坂が温かく見守る。

シム「日本に滞在中は仕事が続いているのですが、もし時間ができたら、新幹線に乗っていろんなところに行ってみたいです。

 特に1度も行ったことのない北海道に行きたいです。あと、私はお肉とおそばが好きで。おいしいものもたくさん食べに行きたいですね」

──そんなシムに松坂がオススメしたい、イチ推しのスポットは?

松坂「たくさんありすぎます(笑)。そうだ、VRを体験してほしいですね! 今、都内にも施設があるじゃないですか。そこでぜひ、日本の最先端の技術を体感してもらえたら」

シム「楽しそうですね! いつか連れて行ってもらえますように。そのためにも、また共演できるようお芝居も頑張ります」

そんなに話題になるとは!

松坂「SNSは“トレンド”を見るくらいで、僕について書かれていてもあまり気にしないんです。それはその人が思ったことなので、しかたのないことかなって。でもこの前、ラジオで『TikTok』のことを『チックタック』って言い間違えたんですけど、放送を終えてネットを見たらすごい話題になってて。ニュースになっちゃったか……これは怖いぞ! って思いました(笑)」

だからこそ〇〇が大事

シム「いろんな情報が出てくる中で、フェイクもあれば真実もある。だからこそ“言論”というものが大事だと思っています。断片的でも、今、何が起きているのかを知っておくことが大切。(“断片的”という言葉を使いこなしていることに驚くと)、“断片”って言葉は韓国にもあって、似たような発音なんです。使い方、合ってました? よかった(笑)」

映画『新聞記者』
(c)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ
映画『新聞記者』
(c)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ
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映画『新聞記者
6月28日(金)全国ロードショー
東都新聞記者・吉岡(シム・ウンギョン)のもとに匿名のFAXで届いた、とある大学新設計画に関する極秘公文書。認可先は文科省ではなく、内閣府。彼女は真相を突き止めるべく取材を進める。一方で内閣情報調査室の官僚・杉原(松坂桃李)は、不都合なニュースをもみ消すという“任務”に疑問を持ち始め──。