──45周年を記念するニューアルバム『Battle Starship Alfee』が6月26日に発売される。3年半ぶりとなるアルバム。
高見沢「昔は年に1枚出してたんですけどね。今は無理ですね。でもずっとツアーをやっていて、シングルのリリースもコンスタントにあったから、決してサボっていたわけじゃない(笑)。そう! The KanLeKeeZのアルバムも出してる」
桜井「テレビにラジオに小説に、制作部の高見沢が超多忙だからな」
高見沢「まぁ好きなことなんで苦ではないけどね。今回の『Battle Starship Alfee』というタイトルには、戦艦に乗って、まだまだ前に進んでいこうという気持ちも込められています。
45周年分のAlfeeを表現したいと思っていたので、アコースティックなものからハードロックまで、いろいろなタイプの曲を作りました」
──それぞれリードボーカルを務めることができるAlfeeとしての強み。そして、これも3人にしか作りだすことができない“三声”のハーモニーも存分に堪能できる作品になっている。
70歳、古希で3000回ライブが目標!!
──改めてAlfeeが愛され続ける理由を聞くと、
高見沢「同じメンバーで、活動停止もせず、毎年ツアーをやってきたことですね。それだけで認めてくれる人も増えてきたし。これだけ長くやっているんだから、どっかいいところがあるんだろうと(笑)。とにかく、休まずやってきた真の45周年ですからね」
桜井「ファンの方も、友達から“あんたいいわよね~。応援しているバンドが今でもやってて”と言われるらしいです。結婚して、子育てで何年か抜けたとしても、まだやってたと」
高見沢「『星空のディスタンス』などは35年前の曲ですが、この曲はテレビで歌う機会が多いので、それを聴いて興味を持ったという若い世代から手紙をもらったり。あきらめずにやってきた効果ですね。それが、今回のアルバムや、コンサートにつながってくれれば最高です! Alfeeにとってのホームは“ステージ”ですからね」
桜井「令和という新しい時代になりましたが、平成はまるごとツアーだったように、令和もそうありたいですね」
坂崎「年齢的に、あと何公演できるんだろうというのもありますが」
高見沢「ただ、5年後の50周年は視野に入ってきました。僕ら、70歳になるので、古希で(ライブ)3000本は目指したい」
桜井「点滴を打ってでも、ツアーは続けますよ(笑)。ただ、あと5年は声を出す自信がある! 10年は約束できないけど(笑)」
『Battle Starship Alfee』
6月26日発売。
【通常盤】3000円+税
【初回限定盤A・B・C】ともに3700円+税