6月24日、振り込め詐欺グループの忘年会に出席していたお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(49)やロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)ら、芸人11人が当面の間、謹慎処分になることが明らかになった。
宮迫や田村らは当時の忘年会が、振り込め詐欺グループのものだとは知らなかったこと、さらにギャラは受け取っていないと強調していたが、その後の所属事務所の調査で金銭の授受があったことが判明したため、謹慎処分となった。
気になる冠番組はどうなる!?
雨上がり決死隊は5本のレギュラー番組と2本の準レギュラー番組を抱える。一方、ロンドンブーツ1号2号はコンビとしてのレギュラーは『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の1本のみだ。
「謹慎期間が半年以上になるのは必至。来年の春ぐらいまでになるのではと言われています。それまでは、宮迫や亮が出演した収録済みの番組は、2人の出演部分をカットしたり、番組自体を差し替えて放送。また、その後は出演を見合わせる方向のようです。
気になるのはテレビ朝日系の人気番組『アメトーーク!』と『ロンドンハーツ』がどういう対応をするのか。両番組ともコンビ名が入ったそれぞれの冠番組ですからね……」(民放局ディレクター)
人気の両番組について、ネットでは「ロンドンハーツとかアメトークどうなるん?」「ロンハーとアメトークが片割れになっちゃう」「マジか……アメトーーク好きなのに」といった番組の存続について心配する声も上がっている。
テレビ朝日広報部は今回の騒動が発覚した当初、『アメトーーク!』について、『日刊スポーツ』の取材に対し、「(同番組について)放送予定に影響ありません」と回答していた。
「『アメトーーク!』はテレ朝の看板バラエティ番組。DVDの総売り上げは100億円以上といわれるドル箱コンテンツです。テレ朝は『アメトーーク!』を終わらせないために、宮迫を必死で守るだろうと見られていました。
しかし、6月13日放送の同番組ではこれまでスポンサーだった金融系企業のCMが流れず、通常、CMの枠に空きができた際に流れるACジャパンのCMが流れたことで、スポンサーの撤退が始まっていることが明らかに。20日の放送でもACのCMが4本も流れるという異常事態。一説にはすでに5社スポンサーが撤退したといわれ、そうなるといくら『アメトーーク!』を死守したいテレ朝としても番組の継続は難しくなるでしょうね」(前出の民放局ディレクター)