スリムクラブ、謹慎中のサシ飲み
謹慎が解かれる11人には、暴力団の会合に出席していたスリムクラブも含まれる。そんな彼らは謹慎中であった8月中旬の夜、なんと2人きりで都内の老舗居酒屋に現れていた。彼らの復帰は9月1日の舞台の予定である。
「その居酒屋はスリムクラブの2人の行きつけのお店ですね。長年コンビを組んでいるお笑いコンビではなかなかないですが、いまでも仲がよくて、よく2人きりで飲んでいます。カウンター数席に座敷と小さなお店なので彼らも店員や常連客とも仲がよく、お客さんが店員さんに“謹慎中のあの2人はどうなの? ここも謹慎してんの(笑)?”などとイジられてますよ」(店の常連客)
店には2人で訪れたが、先に店を後にした内間政成を直撃した。復帰の決定について聞くと、
「すみません。まだ謹慎期間中なので、なにも言えません」
と言いながらも、ほろ酔いのためかいまの心境を語ってくれた。
――2人で復帰後について話していたんですか?
「そうですね」
――19日に復帰が決まりました
「いや、まだ時間も決まっていないんですよ」
――いまの心境は?
「いまはとにかく申し訳ない気持ちです。皆さまに感謝です」
――皆さまとは?
「応援してくれたファンにです。あと吉本と先輩方に」
――先輩とは具体的には?
「身近な人では、特に会社に強く許しをお願いしてくれた(ロンブーの)淳さんです。あとは、松本さんも。テレビなどでかばったコメントしてくれた東野さん、千原ジュニアさん。生活のための差し入れをしてくれた淳さん、チュートリアル福田さん、小藪さん、超新塾マンモスさん、品川庄司の庄司さんに。庄司さんは米俵を送ってくれました。家族はこれらで食いつなぐことができました」
――その家族に言いたいことは?
「奥さんにはついてきてくれてありがとう、ですね」
――あの闇営業は怪しいと思わなかった?
「今となっては恥ずかしい話ですが、小銭欲しさに目がくらんでしまい、まだ会うのが2度目だった(仲介をした)バンドー太郎さんのおいしい話につられてしまったんです。もう、うまい話が来てもすぐに飛びつかないようにします」
――宮迫さんたちの今後はまだ不透明ですが。
「あちらのことは元が違うのでわかっていないんです。でも、僕は宮迫さんは特に好きな先輩。元々『アメトーーク!』のファンですから。今でも毎回録画して見ていますよ。だからいちファンとしても早く見たい」
――会長、社長に言いたいことは?
「正直、ホンネでは言えないです。2人ともほとんど会ったことないですから。ファンみんなに喜んでもらえる会社になってほしいです」
――吉本を辞めようと思いましたか?
「週刊女性が雇ってくれるなら入りますよ。いい条件で(笑) 。それは冗談としても、吉本にずっといたいです。ずっと好きで憧れていましたから」
笑顔を見せ、直撃した記者の肩を抱くなど上機嫌に答えてくれた内間。一方彼から1時間ほど後に店を出た相方の真栄田賢はタクシーを店に横付けし帰路についた。
最後に、騒動のきっかけとなった闇営業を斡旋した入江慎也の現在は……。週刊女性の取材によると、最近六本木の高級セレクトショップでショッピングを楽しんでいたようなのだが。
「“買い物しただけで記事を書かれるのか……”と驚愕したそうですよ。それからはマンションに籠城中で、食料なんかは信用している後輩に買ってきてもらっています。周囲にはボランティアをやりたいと言っているみたいですね。芸能界での復帰は無理だと思うので、人脈を生かしたコンサルなどの仕事をやっていくのでは」(前出・放送作家)
騒動の着地点はどこに――。