演技というよりドキュメンタリー感覚
演技未経験者の多いアストロズ・メンバーには、アドバイスをすることも。
「演技初心者はまばたきが多くなる、上体が動きがちになることに加え、照れてしまうもの。でも、不思議とメンバーには照れがないんです。
GMが熱く語る言葉だったり、試合前の円陣で涙が出てくるなどの撮影のシーンは、みんなラガーマンとして経験をしているから、自然と感情がこみあげるのかもしれません。演技というよりドキュメンタリー感覚です」
今後、君嶋GMの動行とともに、アストロズの切り札となる七尾圭太 (眞栄田郷敦)の活躍にも注目。
「眞栄田君はラグビー初心者ですが、運動神経も勘もいいので、メンバーのアドバイスもどんどん吸収して日ごとにラグビーがうまくなっています。みんなそれがうれしいんです。
僕は主将という立場上、自分が目立とうとするより、光っているメンバーをより輝かせていきたいと思いながら撮影しています。
個人としては今後、目標とする渡辺謙さんみたいにハリウッド進出を視野に、トライしていきます!」
まるで別人! 徹のオンとオフ
「“徹さんは、総務部にいるときとグラウンドでは別人のよう”と、アナリスト役の笹本玲奈さんに、よく言われるんです。
僕としては徹という同じ人間を演じているつもりなんですが、グラウンドに立つと、人格が変わるのかもしれない。ふだんは温厚で穏やかなのに、プレー時には鬼のようになるラグビー仲間をずいぶん、見てきました。
僕の身体の半分はラグビー。意識はしてないけれどグラウンドでは、違って見えるのかもしれませんね。総務部のシーンは、ほっこりする要素もあるので楽しみにしています」(高橋)
《番組情報》
日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』 TBS系 日曜夜9時〜