《目を見て、悪いことをした、と言ったら、思いきり、叱ります、嫌という程、叱ります、それだけです、まだ目を見てない、だから俺は普段通り、これから飲みいってくるよ、来れそうだったら連絡してな、いってくるね》
今年2月1日、ツイッターでこのようにつぶやいたのはムロツヨシ(43)。この日は俳優の新井浩文被告(40)が強制性交罪の疑いで逮捕された日だった。
「このツイートが新井被告を擁護するような内容だと誤解され、大炎上しました。ムロさんは、そのせいで3か月ほどツイッターを休止する事態に追い込まれています」(スポーツ紙記者)
実は新井の逮捕3日前、彼らは都内にあるダイニングバー『A』で会っていた。
「この店は、テレビで野球中継を見て盛り上がったりする地元のオジサンたちの憩いの場で、ムロさんは10年以上も通っている常連でした。その日は新井被告と一緒に来ていて、地元で事業をしている常連の社長さんを紹介していたようです」(店の関係者)
同店は都内の高級住宅地にあるため、常連客にはそこそこの規模がある会社社長もいたという。なぜムロは新井被告に社長を紹介したのか?
「新井被告とムロさんはお互いのSNSにはしょっちゅう登場し、'18年10月に放送されたNHKの情報番組『あさイチ』に新井被告がゲスト出演した際は、ムロさんが普段着のまま乱入するなど、公私ともにとても親交が深かったんです」(前出・スポーツ紙記者)
そんな彼らなら、自分たちの将来の夢について語り合うこともあったのだろう。
「新井被告は大のお酒好きで、居酒屋巡りが趣味でした。俳優として軌道に乗っていた彼が、副業として“居酒屋のような店を経営してみたい”と親友のムロさんに相談していたのかもしれませんね」(芸能プロ関係者)
酒好きが高じて生まれた新井被告の番組『美しき酒呑みたち』(BSフジ)。逮捕前日には、この番組収録が都内で行われていたという。
「それまでの番組内容は各地方で俳優やミュージシャンと居酒屋でお酒を酌み交わすものでしたが、この日は“新井さん行きつけのオネエチャンがいる店”がテーマでした。実際に懇意にしていた芸能関係者の女性がオーナーを務めるバーで収録されたものの、新井被告の逮捕で完全にお蔵入りに」(テレビ局関係者)
9月2日の初公判では、被害女性への謝罪を述べたが“暴力はしていない。同意があったと思っていた”と語った新井被告。ムロと描いた青写真も、レギュラー番組同様“お蔵入り”が濃厚なのか。