新生・関ジャニ∞が抱える“2年前のトラウマ”
残された5人は、“ある課題”に直面することになる。
「もともと渋谷さんと錦戸さんがメインボーカルでしたが、渋谷さんが抜けた後は、錦戸さんと安田章大さんによるツインボーカル体制をとっていました。ただ、低音をしっかり出せる錦戸さんが抜けてしまっては、グループとしての歌唱力がさらに低下するのは間違いありません」(レコード会社関係者)
それでも彼らはグループでの活動を続けることを決めた。
「11月から47都道府県を回るツアーを行うことを発表。安田さんがメインボーカルを務め、大倉さんと丸山さんもサブとして彼を助ける体制になるでしょうね」(前出・スポーツ紙記者)
ただ、新生・関ジャニ∞は“2年前のトラウマ”を抱えている。
「'17年に安田さんが脳腫瘍の手術を受けているんです。手術は成功して日常生活に支障はなかったのですが、昨年4月に立ちくらみで倒れ、背中と腰を骨折して全治3か月の重傷を負いました」(前出・ワイドショー関係者)
今後も安田にかかる負担は大きくなることが予想される。
「10月からは、彼が主演を務める舞台『忘れてもらえないの歌』が上演されます。舞台の稽古もある中、11月から始まるツアーでメインボーカルもやるとなると、かなりのハードスケジュールになります。体調を崩さないか心配です」(前出・レコード会社関係者)
芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は、メインボーカルが抜けても、音楽活動を続けていくことに問題はないと指摘する。
「関ジャニは歌だけのグループではありません。メインボーカルがいなくてもダンスやステージの演出で魅せていくこともできますからね。ジャニーズのファンはグループ全体のファンでもあり、特定のメンバーのファンでもあります。一生ついていくという思いのファンも多い。5人が今後も活動を続けていくのはそうしたファンを大切にしたいという気持ちもあるのでは」 これ以上、応援してくれるファンが悲しむようなことがなければいいんだけど……。