「結局、ハグではなくて、男子生徒にも女子生徒にも肩に手を置くなどしていたのですが、学校側は“いくら先生とはいえ、そんなんしたらあかんで!”と厳重注意をしたと。それで生徒にも保護者の方にも納得していただいたということです」(同・委員会)
わいせつ行為とまではいかないかもしれないが、“エロ教師”と疑われた教師を、生徒と寝起きをともにする林間学校の引率者として連れていくのは、不適切だったのでは?
「その段階では、それがこういった事件につながるとまでは予測できなかったと……」(同)
これだけの短い期間でハレンチ行為を繰り返すとは信じがたい。
その理由は、この1年で容疑者に生じた大きな環境の変化があったからかもしれない。
容疑者は昨年末、兵庫・伊丹市に新築の高層マンションを購入。およそ4000万円もする周辺でも高級な部類に入るマンションだ。その4か月後のこの春、現在の小学校へ転勤するなど、慌ただしい日々が続いていたようだ。
容疑者の知人は、「今でも信じられない」と、ため息まじりに話す。
「彼は結婚していて、子どもが2人います。下の子が生まれたばかりなので家族が気の毒です。
若くして結婚して教師という大変な仕事をしながら、2人目の子どもができたばかり。引っ越しをして学校も異動。そんな環境の変化がストレスになったのかもしれません……」
現在、被害にあった4人の女子生徒たちは、周囲に支えられながら健気に学校に通っているという。
伊藤容疑者はこの教え子たちに、どう顔向けするつもりなのだろうか。
*本文に「大阪府伊丹市」とありましたが、正しくは「兵庫県伊丹市」でした。訂正して、お詫び申し上げます(2019年10月3日9時9分)