ヴィクトリア皇太子(スウェーデン)
繊細なレース使いの、少しヴィクトリアン調を取り入れたドレスには最近のトレンドも反映されています。海外では夜の装いはデコルテを大きく開けて“肌を多く見せる”のが普通ですが、襟の詰まった、まるで日本の皇室の着るローブデコルテのようなデザインがとても慎み深い感じ。
日本に合わせたのでしょうね。でも、そのかわりに色彩はベージュピンクで“肌感”を入れているのがさすがです。
デニムを思わせるブルーが新鮮!これはスウェーデン国旗に使われる青ですね。デコルテや前合わせ、帽子&ヘアに、トレンドの“アシンメトリー”を取り入れられているのがさすが! 勲章もコサージュやブローチのように、上手に配置して。