「この夜には、儀式に参列した各国の元首や王族、約400名が招待された祝宴『饗宴の儀』が開かれました。陛下は燕尾服に勲章をつけられ、雅子さまはローブデコルテをお召しに。
会場の『豊明殿』で祝宴を終えると、『春秋の間』で食後の飲み物を召し上がりながら、歓談されました。
そのときの雅子さまは、通訳なしで英語とフランス語を巧みに使いながら、海外の元首らと流暢に会話されていましたよ。
夜にはお疲れはまったく感じられず、むしろ絶好調という感じで、とても楽しそうなご様子でした。歓談などで盛り上がったため、これら一連の場でも約30分予定をオーバーしてしまったんです」(同・侍従職関係者)
即位礼が行われた当日に早くも、“皇室外交”に邁進された雅子さまなのであった。
秋篠宮さま“お怒り事件”と母から“逃走”した眞子さま
厳かに、そして、つつがなく行われたように見えた『即位礼正殿の儀』だが、皇嗣のお立場として臨んだ秋篠宮さまにとって、許せない“事件”が勃発していた─。
「実は、儀式での所作で、お辞儀をするタイミングを間違えてしまった宮内庁関係者がいたのです。とても細かい部分なのですが、それにつられて、安倍晋三首相も予定されていた所作をミスしてしまった。
安倍首相はともかくとして、プロである宮内庁の関係者がミスをすることに怒りをにじませていたそうです」(秋篠宮家関係者)
ひと時代に1度しかない最も大切な皇室行事なだけに、殿下の思いもお強かったのだろう。
一方で『饗宴の儀』では、紀子さまと、たびたび報じられている小室圭さんとの婚約が延期されている長女・眞子さまの間にある“溝”も露見してしまっていた。
「『豊明殿』での祝宴後のご歓談で、皇室のみなさまはとても楽しそうで、紀子さまと佳子さまはご一緒に話される場面もありました。
しかし、眞子さまは基本的におふたりとは離れていて、紀子さまが近づかれると逃げるように別のところへ移動されていたのです。
意図的だったのかは定かではありませんが、解決が見えない“小室さん問題”によって、眞子さまとしては、いまだに母娘としてのコミュニケーションをとりたくないと思われているのだと感じてしまいましたね」(皇嗣職関係者)
おふたりの関係が完全に修復されるのは、いつの日になるのだろうか─。