中田英寿の言葉に共感
罪を犯そうと、15年たとうと、“家族”であることは変わらない稲村家の中には、周りの環境は変わろうが、根底には不変の“家族愛”がある。そんな、佐藤の中でも“変わらない”ものは、
「家族への思いや、友情などはどれだけ時間がたっても変わりません。ただ、価値観など年齢とともに変わるものもたくさんあると思っていて。今後、自分の考え方に変化が生まれても、それを拒絶するのではなく、どんどん受け入れていきたいと思っています」
「“変化を受け入れる”からこそ、新しい自分の価値観が生まれる」と続ける。
「スポーツ選手も、一生スポーツをやるわけではなくて。現役時代は、間違いなく自分のすべてをかけて戦っていても、引退後は全然違うことをされる方も多く、それってすごく素敵だなって思うんです。
中田(英寿)さんが“俺の人生はサッカーだけじゃない”とサラリと言える感覚に、すごく共感できて。今すぐ“別の何かしたい!”というわけではないんですが、僕の人生、芝居がすべてである必要もない、という考え方もあるのかなと最近思っています」
■生粋の“ネコちゃんLOVER”!?
「小さいころから、家に猫がいない時期がないほど、ずっと猫と一緒で、今も実家では飼っています。だから小さいころは、父が猫とかくれんぼしているのをまねして僕もやってみたり。父や母との思い出と同じくらい、猫が壁で爪を研いでいる姿とか、猫を通じて思い出す情景もたくさんあります」