映像と音楽、どちらも楽しんで
――そんな、さまざまな恐怖(!?)を乗り越えて役作り、曲作りをされたみなさま。『恐怖人形』の見どころ、主題歌の聴きどころを教えてください。
萩原「なんといっても、すごくスピード感のあるホラー映画です。あんなに大きくなる人形も、なかなか見たことがないと思います。なので、人形をいちばん楽しんでもらえたら、この映画をよく味わってもらえるんじゃないかな。怖いと思うのか、愛おしいと思うのか……。人によっていろんな見え方があると思うので、おのおのの捉え方で人形を見てもらえたら、とても楽しんでもらえると思います」
TSUBASA「楽曲として、ちょっと脳裏に焼きつくようなメロディーを入れたいと思って作りました。少し不思議なリズムというか、音楽的に三連のリズムがサビに入っていて、そういうところもこだわって作ったので、細かいところまで聴いてほしいです。“曲が映画とどのようにマッチしてるのかな?”という点も、作品と一緒に楽しんでいただけたらと思います!」
大輝「今回、ボーカルのTSUBASAが歌詞を書いているのですが、映画を見て、曲を聴いて、歌詞を見ると、“ああこの歌詞はこのことを言ってるのかな”と、思いをめぐらせる楽しみ方もできるかなと。また、映画の中でTSUBASAのボーカルとJunのアコギだけのトラックが流れているシーンがあって、それはCDに入っていないんですよね。映画を見ないと聴けないので、ぜひ映画を見て聴いてほしいです」
わちゅ~「『SPIRAL』はボーカルのTSUBASAとギターのJunが書いてくれたんですが、メロの三連の動きやギターの動きなど、いろいろなギミックが考えられてちりばめられているので、そこを聴いていただきたいなと思います。あと、MVにはヒロイン役の小坂菜緒さんに出ていただいたので、そちらもあわせてお楽しみいただけたらうれしく思います!」
Jun「初めてスパニッシュに挑戦させていただきました! ガットギターというラテンでよく使われるクラシックギターがあるんですが、『SPIRAL』はそちらを初めてレコーディングで使用した楽曲になります。僕の新しい一面がたくさん詰まっていると思いますので、ぜひそこを聴いていただきたいです」
――こだわりの詰まったすごく素敵な曲ですが、萩原さん、カラオケで歌われたりするご予定は?
萩原「難しいですよ。僕ぜんぜん歌うまくないので。でも、どこかでチャレンジしてみます!」
TSUBASA「『SPIRAL』の歌唱ポイントは、息継ぎですね。息継ぎの位置さえ押さえればたぶん大丈夫です!」
萩原「息継ぎですか! カッコいいのでぜひ歌いたい。練習してみます」
TSUBASA「舞台挨拶のときとか? 演奏は準備しておきますんで(笑)」
萩原「わ! それこそいちばん恐怖かも(笑)」
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<構成/Officevictorianjet>