「『納采の儀』は秋篠宮家としての私的な行事であり、法的な根拠はありません。ですから、納采の儀を経なくても、婚姻届を提出して受理されれば眞子内親王殿下と小室さんの結婚は成立します。
男性皇族の結婚のように『皇室会議』の議決は必要ありませんので、女性皇族の結婚は一般国民と同様に憲法の規定どおり《両性の合意のみに基づいて成立》するものです」
そう話すのは、宮内庁ОBで皇室ジャーナリストの山下晋司さん。
「昨年の会見で秋篠宮殿下がおっしゃった“納采の儀は行えない”というのは“秋篠宮同妃両殿下のお考え”であり、法的にはおふたりの結婚を止めることはできないでしょう。
“結婚させない”とおっしゃっているわけではありませんが、眞子内親王殿下が結婚を強行されれば、国民からの批判は避けられないでしょうし、結婚に伴う一時金の額を決める皇室経済会議の審議にも影響するでしょう」(山下さん)
“長女の悲願”と“国民感情”の間で揺れる秋篠宮ご夫妻のご心境はいかばかりか。