お二人がお気持ちを表明する重要さ
「12月17日、眞子さまは千葉県市川市の『新浜鴨場』を訪れ、外交団への接待役を務められました。今年は初めて佳子さまも同行され、イギリスやベルギーなど17か国の大使夫妻らをもてなされました」(皇室担当記者)
この1週間前にも、東京・六本木で“姉妹の絆”をテーマにした映画『アナと雪の女王2』をおふたりで鑑賞されるなど、最近は姉妹でのご活動が目立つ。いちばんの理解者である佳子さまとのご公務は、さぞ心強いことだろう。
というのも、いまだに結論が見えないご自身の結婚問題について、お父さまから“タイムリミット”を提示されてしまい、思い悩まれていると思われるからだ。
「11月30日に秋篠宮さまはお誕生日会見で“昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております”と発言されました。延期から約2年間が経過しようというのに、一向に進展がみられない現状を打破したいお気持ちが、にじみ出ておられたように感じます」(同・皇室担当記者)
このご発言に対して、名古屋大学大学院人文学研究科准教授で、象徴天皇制に詳しい河西秀哉さんは、こう話す。
「おそらく秋篠宮さまは、ご家庭で眞子さまとご結婚問題についてのお話ができていないため、お誕生日会見でご自分のお気持ちをお伝えしたのだと思います。
当然、報道などで眞子さまと小室さんも知ることになるので、おふたりに対して“来年の2月までに何らかの対応をとるべき”と、ボールを投げられたのだと感じました」
昨年8月に留学してから、1度も帰国していない小室さんには次のような提案を。
「小室さんは、借金トラブルの現状や見解を、記者会見などを通じて自分の口で国民に説明するべきだと思います。
戦後の象徴天皇というのは“国民に寄り添う”ことを大切にしてこられているので、小室さんも皇族と結婚する予定なのであれば、国民のことを考えたうえでの行動をとることが望ましいです。
結婚に伴う一時金は、国民による税金から捻出されます。今年1月に発表した文書では国民から理解が得られなかったので、きちんと自分の言葉で説明することが大切だと思います」(河西准教授)