「ソロでもメジャーレーベルで活動していましたが、現在は自主レーベルを立ち上げ、ソロシンガーとして全国のライブハウスを回っています。規模的には数十人の会場が多い印象ですね」(同・音楽誌ライター)
規模が大きければいいというわけではないが、19の大成功を考えれば、現在の活動は少し寂しさを感じてしまう。昨年末には、こんなことも。
「12月中旬に北海道の中標津町で敬吾さんのライブがありました。50人限定としていたライブだったのですが、直前までチケットが1枚も売れなかったため、中止の危機に。本人の呼びかけにより予約が入り、なんとか開催されました。北海道ということでファンも駆けつけることが難しかったとは思いますが……」
敬吾の自主レーベルに問い合わせると、本人とコンタクトがとれたが、この件についての話を聞くことはできなかった。
19の再結成を願う根強いファンは、今も多い。別々の道を選んだ2人。夢を描いた紙ヒコーキは今後、並んで飛ぶことはあるだろうか──。