TWICEが所属する芸能事務所JYPエンターテインメントは恋愛禁止の期間が設けられていて、デビューしてから3年間はNG。BIGBANGなどが所属するYGエンターテインメントはさらに厳しいようで、iKONのBOBBY(24)は「恋愛禁止だけでなく、宿舎前のコンビニに行くときも報告が必要。BLACKPINK(事務所の後輩ガールズグループ)にはあいさつすらさせてもらえない」と、トーク番組で厳しい実態をぼやいていた。
ノースキャンダル=プロ
最近は女性ソロ歌手のヒョナ(27)のように、男性アイドルとの交際を公にし、カップルで音楽活動をするケースもあるが、これは超レアケース。また、TWICEモモ(23)とSUPER JUNIORヒチョル(36)のように、超人気アイドル同士の交際でありながら人気を下げず、むしろ好感度カップルとして迎えられる場合もあるが、同じTWICEでもジヒョ(22)は、カン・ダニエル(23)との交際発覚で非難が殺到。
「ヒチョルは人格者で知られるベテランアイドル。一方、ダニエルはまだ新人で、不相応ともいえる超高級住宅街に住んでいることも、世間から反感を買ってしまった。また、“リア恋枠”と呼ばれ、ファンはリアルに彼に恋し、活動をサポートしていた。ショックでファンを卒業した人も少なくなかった」(韓国の芸能記者)
この騒動で、ジヒョは大きなストレスを受けたことを告白し、カン・ダニエルもうつ病とパニック障害を発症し現在、活動休止中だ。
一般女性との交際を認めた東方神起チャンミン(31)は、ショックを受けるファンがいる一方で「チャンミンが選んだ相手ならきっと大丈夫」「15年間、ノースキャンダルでやってきたプロのアイドル。もう30代なんだし自由に恋愛してほしい」という、肯定的な意見も数多くSNSに飛び交った。
韓国では、『ディスパッチ』という張り込み取材を得意とするネット媒体が恋愛スクープを連発し、芸能人に恐れられているが、「日本の週刊誌と一緒で、掲載前には芸能事務所に連絡が入り、場合によっては写真差し替えなどの取り引きがされているようです」(前出のライター)
ここ数年、『ディスパッチ』より恐ろしいとされているのが、サセンと呼ばれるストーカー的ファンだ。四六時中、アイドルの私生活を追っかけては、動画や写真を撮影。基本は自分用にコレクションしたり、仲間内で見せ合うためのものだが、何かのきっかけでアイドルに不満を持つと、それらは“爆弾”に一変する。
隠し撮りしたデート中の様子など、スキャンダラスな写真や映像を、新譜リリースといった活動タイミングに合わせてSNSで拡散して意図的に騒ぎを大きくさせ、ダメージを与えるといったケースも。
アイドルにとってはますます恋愛がしづらくなってきているのが昨今の状況だ。