“匂わせ”をするのは“真実の愛”を証明したいから

 最初は好意を抱いていた程度でも、何かのきっかけで相思相愛だとわかると、転げ落ちるように不倫にハマっていく。深みに達してしまえば、「妻側に不倫される原因がある、好きになってしまったんだからしかたがない」などと考えるようになり、『不倫』という事実への認識が鈍っていくのだそうだ。いわゆる、「好きになった人がたまたま結婚していただけ」という理論だろう。

「小山さんもSNSで植村氏との“匂わせ”をしていました。とにかく、あらゆるSNSの更新頻度がとても高く、男性の影がたびたび写り込んでいたんです。投稿からは、“私は植村氏とたくさん一緒にいる”、“こんなに愛されている”という主張があふれ出ていました」

 バレるリスクがあるにもかかわらず“匂わせ”をするのは、「彼と私だけがこの投稿の意味を知っている」という秘密の共有に対するドキドキや、「私こそが彼との真実の愛を育んでいる」と証明したい感情もあるのだろうか。表立っては妻の座にいることができないゆえ、自己承認欲求がいつも以上に高まるということも考えられる。

 結局、小山さんはなんと2年の不倫期間を経て、植村氏との略奪婚に持ち込んだそうだ。

 東出の事務所が出したコメントには、《(別居は)離婚へ向かうものではなく、なんとか修復へのステップを踏むための冷却期間と聞いております》とあったが、はたして唐田は“真実の愛”を証明し、東出と略奪婚にまでこぎつけるつもりなのだろうか。しかし、2人の身勝手な言動が、や子どもたちをどれだけ苦しめているか、まずはいま一度、じっくり考え直してほしいと切に願う。

(取材・文/松本果歩)