「テレビから“追い出された”感はありましたが、彼らのネットコンテンツを駆使した戦略は見事でした。その後、ジャニーズも追うようにネット事業を解禁したことを思えば、『新しい地図』は新たなアイドルプロモーションの形を作ったと言えますね」(芸能プロ関係者)
そして徐々に3人がテレビに帰ってきた。2月に香取が『全日本仮装大賞』(日テレ系)、『内村カレンの相席どうですか』(フジ系)に、草彅もまたBSながらNHK『欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)』に出演。そして稲垣は3月、NHK朝ドラ『スカーレット』に出演する。
「昨年7月の公正取引委員会による、ジャニーズへの“注意”が風向きを変えました。テレビ局も現在は“忖度しなくていい”雰囲気になっていて、おとなしくしていた業界内のSMAPファンがここぞと“3人を起用しよう”と声を強めているのです。
そして数字をとれることがわかれば、今年はさらに地上波での活躍が増えていくのではないでしょうか。局上層部も、彼らには多くのファンがついていることを把握しているので、起用しても失敗することはない、という見方を持っています」(佐々木さん)
特に昨年末、『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』で、3人を起用した日テレは“本気度”が高い。
「昨年7月に“解禁”されると、翌8月に香取をいち早く『スッキリ』に生出演させるなど、新しい地図を高く評価しています。彼らの冠番組を年内にもスタートさせる方向で調整しているとも。視聴率次第では、バラエティー番組や連ドラ出演と各局で争奪戦になるでしょう。いずれはキムタクや中居とも顔を合わせる日が来るかもしれませんね」(テレビ局幹部)
SMAP5人が当たり前のように、テレビで共演する日が来ますように!