謝罪会見後、所属事務所の車に乗り込み、東出が向かった先は、埼玉県内にある実家だった。週刊女性が実家の前で声をかけるも、マスクにニット帽をかぶってうつむいたまま、無言で家の中へ入っていった。
翌日、実家から出てきた母親に、東出とはどのような会話をしたのかを聞こうとしたが、“何も話しません”というように、片手をこちらに向け、無言のままだった。
実家近所での東出一家は……
実家の近所では、こんな東出一家の姿が目撃されていた。
「騒動の前、東出さんと杏さんは子ども2人を連れて、たまに実家に帰って来ていましたね。夫婦ふたりで仲よく買い物に行く姿も見かけました。家の前では、お母さんも一緒になって子どもたちと遊んでいるのも見たことがありますよ」(近所の男性)
そんな日々も今となってはいい思い出に。東出の母親は、孫と会うこともかなわなくなってしまったのだろう。東出の母親もまた、息子の起こした不倫による“代償”を払っているようだ。
一方で杏は、約1か月前の2月18日、イベントに出席した際、今回の騒動について「いろいろな方にご迷惑をおかけしまして大変申し訳ございません」「小さな子どもたちがおります。どうか、そっとしておいてください」と語っていた。そんな杏の薬指から、指輪はすでにはずされていた……。
今は都内の自宅で、子どもたちと以前より1人分少ない食卓を囲む。
近隣の住民も心配のようで、
「仲のよかったころはよくふたりでウチに挨拶しに来てくれたり、家族で一緒にいるのをお見かけしたんだけどね……。騒動の後は、杏さんすら見かけなくなりました。お子さん3人を抱えて大変だろうに。かわいそうですよ。どんなに苦しいか……」(近所の主婦)
東出が出演している映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は5月1日からの公開が予定されているが、いまだに宣伝プランがまとまっていないという。
「公開前の完成披露試写会に、東出さんを出していいものかどうか決めかねているようですね。これまで、ドラマ版や前作映画の『ロマンス編』のときは、東出さん、長澤まさみさん、小日向文世さんの3人でプロモーションをしていました。でも、今回は長澤さん1人で行う可能性が高いようです。予告編を見ても、東出さんの登場するシーンが不自然に少ないんですよ……」(映画ライター)
東出は前述の謝罪会見で、「子どもたちが大きくなったときに、これ以上、情けない思いをさせないために、今後の日々は最善を尽くして生きていこうと思います」とも語っていた。
父親である渡辺謙の不倫が原因で家庭が壊れたことに苦しんだ過去がある杏のことを知っていての裏切り。子どもたちが将来、そんな父親の愚行を知ったら……。
不倫の代償が収束する日は、まだ見えない──。