「私、米倉涼子は1992年より、27年間お世話になりましたオスカープロモーションとの所属契約を、2020年3月31日をもって終了することをご報告いたします」
人気女優・米倉涼子の電撃退社が発表され、世間にも大きな衝撃が走っている。オスカープロモーションといえば今年に入り、忽那汐里、岡田結実、ヨンアなど人気タレントの退社報道があったばかり。
「退社の話は今年に入ってから進められ、幹部クラスでも知らない人がいたほど、トップシークレットだったそうです」(テレビ局関係者)
交際中のアルゼンチン人ダンサーとの結婚を、事務所に反対されたことが原因だと一部メディアが報じていたが、どうやらそれは違うらしい。
「前回の結婚は事後報告に近い形で事務所に報告があったほど。“スポンサーの関係もあるから、早めに報告して”とは伝えたようですが、社長ですら米倉さんのプライベートにはいっさい口を挟みません。彼女の意思を尊重してあげているので、結婚をめぐってモメるというのは考えにくい」(芸能プロ関係者)
退社したスタッフと“合流する”可能性
今回の退社で頭を抱えているのは同社だけではない。
「実は10月からテレ朝で米倉さん主演のドラマが内定しているんですよ。退社報道のあった日にオスカーの幹部数人が事情説明のため来社し、今後について話し合いをしたそうです。米倉さんは責任感が強いので1度やると決めたドラマのキャンセルは考えづらいですが、話がなくなる可能性もゼロではありません」(テレビ朝日関係者)
特定のイメージをつけたくない米倉は『ドクターX』の出演を拒んでいるようだが、テレ朝は続編を望んでいる。
「折衷案として事務所が彼女を説得し、提示したのが“『ドクターX』とそれ以外の作品を交互にやる”ということでした。今年は『リーガルV』が濃厚になっているのですが、退社したとなると、来年『ドクターX』に出演してくれる可能性は低い。話が違う! とテレ朝が憤慨してもおかしくありません」(前出・芸能プロ関係者)
気になる米倉の今後だが、しばらくはどこにも所属せず、フリーで活動するようだ。
「現段階では担当していたスタッフは誰もついていかないと聞いています。しかし、すべてをひとりでやっていくのは大変でしょうからね。彼女の元担当スタッフには、すでに退社している人もいるそうなので後日、合流するのでは……と、もっぱらの噂です」(同・芸能プロ関係者)
ブロードウェイミュージカル『シカゴ』の出演経験もあるだけに、海外進出の可能性も考えられるが……。
「『シカゴ』の公演は心身ともにかなりの負担がかかるので、すぐに海外展開は考えにくいですね。少なくとも年内は国内でマイペースに活動することになると思いますよ」(舞台関係者)
独立しても米倉なら“失敗しない”?