「コロナの感染拡大、そして緊急事態宣言が出された後は各局とも感染防止対策をとるようになり、バラエティ番組の収録も減ってきています。ですが、それまで内村さんの番組に関わっていた出演者やスタッフを合わせると少なく見積もっても300人以上にはなりそうで、“接触者”も100人近くはいるでしょう。
なかでも『イってQ』は国内外でのロケも多く、それこそコロナ感染で療養中の森三中・黒沢かずこもレギュラー出演者。『そろそろにちようチャップリン』(テレビ東京系)では、志村けんさんと毎晩のようにお酒を飲んでいた千鳥・大悟とも共演しています。また、ジャニーズタレントや若手芸人ら、症状が出にくいとされる若者とも顔を合わせる毎日を送っていました」
本人は大丈夫なのか?
「内村さんの体調の変化は今のところない、と言います。ですが、もともと不規則な生活になりがちな業界です。さらにタレントやスタッフ、関係者同士の“夜のお付き合い”文化も根強く、それこそ免疫力が下がっている人も多いでしょう。今回の『報ステ』のように“絶対に感染者を出してはいけない”はずの報道番組でも、実際に出てしまっています。テレビ界は“3密”になる機会が多く、クラスターが起きやすい環境と言えるのです」(バラエティ番組ディレクター)
内村が一番心配しているのは
業界で仕事をする以上は誰もが、どこかで感染危機にさらされているのだ。ちなみに内村の“お付き合い”は、
「お子さんが生まれてからは頻度は減りましたが、若手芸人が一堂に集まるネタ見せ番組の打ち上げなどの場には顔を出してくれます。ばか騒ぎするタイプではなく、ニコニコと微笑んで、お酒をちびちびと飲みながら場を見守っているそうです。
最近は溺愛するお嬢さんの成長をうれしくも、少し寂しそうにこぼすみたいですよ。奥さんが自宅待機になって、内村さんが一番心配しているのはその子どもたちでしょう」(前出・バラエティ番組ディレクター)
4月15日、内村の所属事務所はあらためて《内村光良、そして、家族ともに、現在、平熱で咳などの症状もありません》と、感染の兆候はないとコメントした。
お笑い界を、テレビ界を背負う”座長”として、内村は共演者やスタッフ、そして何より妻と子どもの無事を願っていることだろう。