カルチャースクールでの川越シェフは……

昨年6月まで、半年に1度くらいイタリア料理の講師をしていました。そこまで人気ではなかったけれど、何度も通う“常連”の中高年女性がいました。私が受講したときにはサービスでステーキを焼いてくれたり、いい先生でしたよ。でも、もう忙しくなるからって教室はやらないみたいです」(受講生)

 忙しくなる理由……実は番組復帰以外にも、昨年12月に“新ブランド”として東京・銀座に創作フレンチ店『m』をオープンしたのだ。

彼の名がついたスペシャリテコースは2万円超と高価ですが、有名シェフなので、妥当な値段設定だと思います」(飲食店関係者)

 やはり気になるのは“水の値段”。だが、『m』を訪れると、平日20時にもかかわらず、テナントの入ったビル全体が真っ暗。貼り紙は“コロナによる臨時休業”を告げていた。

 川越の近況をよく知るテレビ関係者によると、

いまの番組は“自分が世に出たきっかけだったから”と恩返し的な気持ちでやっているそうです。番組出演とレストラン業務で、東京の仕事に本格復帰するつもりだったのでしょう。ただ、レストランのほうは……コロナでは、どうにもならないですよね

 とのこと。銀座のほかにも中目黒に新店をオープンする予定の川越。コロナの影響で、すべてが“水”の泡にならないかが心配だ──。