「秋篠宮さまが『皇嗣』になられたことを、国内外に示される『立皇嗣の礼』が4月19日に予定されていたのですが、新型コロナウイルスの影響で延期になりました。年内の開催が有力視されているようです」(皇室担当記者)
秋篠宮家には、皇位継承順位2位の悠仁さまや、成年皇族で、内親王として公務を担われている長女・眞子さまと次女・佳子さまもいらっしゃる。今後、皇室の中枢を支えていかれる秋篠宮ご夫妻のこれまでを、関係者とともに振り返ってみる─。
「秋篠宮さまはお酒を飲むと、学問的な硬いお話をテーマに、白熱した“議論”を始める方なんです。合宿での飲み会や大学近くのスナックでは、教授たちと『三国志』の話をよくされていたのですが、一般的には知られていない武将の話を熱く語られていました。勉強の話というより雑学知識が豊富で、教授たちと議論するのがお好きだったことを覚えています」
そう話すのは、秋篠宮さまが大学時代に主宰していた『自然文化研究会』のOB。
「サークルの基本的な活動は長野県の木曽や栃木県の日光などへ行く“社会科見学”の合宿と、多くて月に1回程度の飲み会でした。大学近くの普通のスナックでお酒を酌み交わすことが多かったですね」(同・サークルOB)
'84年に学習院大学に入学された殿下が、翌年に入学された紀子さまと、大学構内の書店で運命的な出会いを果たされたのは有名な話。なんでも、書店内には“自分のスペース”を確保されていたそう。
大学時代から発揮されていた“社交性”と“面倒見の良さ”
「大学の書店でご友人がアルバイトされていたこともあり、従業員がちょっとしたものを置けるスペースがあって、そちらにいらっしゃることが多く、知り合いを見つけると声をかけて、どこかに出かけられていました。
そういった社交性からも、上皇ご夫妻や天皇ご一家と、秋篠宮ご一家を結びつける役割を果たされているのではないでしょうか」(学習院OB)
後輩の面倒見もよかったという秋篠宮さま。当時、大学の後輩にこんなアドバイスをされたと、大学関係者は語る。