ドラマ終了後、先の「食べたい」とともにこんな声も多く上がっていた。
《コロナ収束したら真っ先にラーメン食べに行く》
《コロナ落ち着いたら大好きなラーメンやさん巡るんだ》
《北京飯店でコロナ落ち着いたら食べに行こうと思った》
そう、食べたい衝動に駆られながらも、視聴者の大多数が自制して外出を控えているのだ。前出の成馬氏も、
「ドラマというフィクションに視聴者が何を求めるかだと思います。例えば『孤独のグルメ』には“舞台となったお店に行こう”という、現実と直結した楽しみ方がありました。もう一方で、現実にできないことを“ドラマを見て楽しもう”という見方があります。今の需要はどちらかというと後者に寄っているのかなと思います。
それよりも今は、(外出することによる)人との距離のほうが、濃厚接触のほうが気になっている方が多いのではないでしょうか」
ドラマは放送延期・中止か
ただ一つ、気がかりなのは各局がドラマの放送を延期、また撮影が中止されていること。『らーめん才遊記』は大丈夫?
「実は3月で撮影は全て終わっているんです。今のところは変更なく最後まで放送予定だといいますが、社会状況を見ながら行列シーンをなるべく控えるなどの編集作業を進めていくのでしょう。それにしても京香さんはすっかり、グルメドラマが板についた感じですね。これからどんなラーメンが出てくるのか、お腹を空かせて待ちましょう(笑)」(テレビ局関係者)
ごく普通に、当たり前のように、お店で熱々のラーメンが食べられる日常が戻ることを切に願う。