「2015年には国会議事堂前の政府への抗議活動に参加し“戦争は文化ではない”と叫んだものの、政治的なイメージを嫌ったスポンサーから抗議があり、いくつかの番組を降板するハメになったと言います。そして翌年、今度は“野党統一候補ならば”と都知事選への出馬意欲を見せたのです。

 この時ばかりは彼をイメージキャラクターに起用してきたパチンコ店“スポンサー”も起用を控えたのです。結局、テレビ局のCM差し替えなどもあって、石田さんはわずか4日で出馬を撤回したのでした(苦笑)」(前出・ワイドショースタッフ)

 それでも“不死鳥”のごとく蘇るのが石田だ。なぜか企業系イベントに呼ばれ続け、2017年末には沖縄県那覇市に韓国料理店をオープンさせる。件(くだん)の出張先だ。

「テレビ局の取材や、芸能人の来店も多い人気店です。周年記念などのイベント時には石田さんもマメに顔を出して、お客さんと握手したり、記念撮影などのサービスをしていますよ。コロナでお店が心配だったのでしょうが、結果的に評判を下げてしまうのでは?」(ローカル局ディレクター)

 その韓国料理店は4月13日から《新型コロナウイルス感染拡大の観点から》として、今も臨時休業が続いている。

“生命力”こそが石田の強み

 国民全体が外出自粛に努めている最中の“不祥事”だ。今回ばかりは、普通ならば芸能人生命が絶たれるほどのピンチに思える。前出の佐々木氏は、

「まず、石田さんはものすごく“生命力が強い”んです。彼と一度でも付き合えばわかるんですが、今回のようによくポカをしますが(笑)、根はいい人なんですよ。

 普段から男性や女性、職業や容姿に関係なく人に対して分け隔てなくやさしく、よくしているので周りには自然と人が集まります。

 加えて、何度か起業しているようにビジネスには敏感で、その筋での人脈も幅広いんですね。そんな人徳と人脈が“生命力の強さ”でもあるのですが、石田さんがピンチにの際には誰かしらが必ず“助けたい”と思わせる人間性を持っているんですね。また、蘇るのではないでしょうか(笑)」

 まずは、その“生命力”をもって新型コロナに打ち勝ってほしい。