岡江さんは20年以上、都内の閑静な住宅街にある一軒家で暮らしていた。

 最近は、どんな生活をしていたのだろうか。

3月の3連休の外出で感染か

「昨年までは、ご夫婦で散歩しているところをよく見かけましたが、今年に入ってからは1度も見ませんでした。コロナが流行っていたので、外出を控えていたのでは」(近隣住民)

'13年のイベントでは、夫の大和田と楽しげな様子だった
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 それでも、たまに食事に出かけることはあったようだ。

「3月初旬に、数人のお友達と一緒に来ました。お元気そうで、“コロナには気をつけましょう”と話していましたよ」(駅前の居酒屋店主)

 20年近く通った寿司店でも、特に体調を崩しているようには見えなかったという。

「月に1回くらい、ご夫婦で来ていました。最後に来られたのは2月下旬でした。決まって、おまかせの握りと日本酒を頼んでいましたね。日本酒は夫婦で最低でも1合は頼み、ときにはひとりで3合空けるほどお酒が好きでした。でも、最後にいらしたときは、1合しか飲んでいませんでしたね……」(寿司店の店主)

 ときどき外食に行くことはあったが、不要な外出はしていなかった。なぜ感染してしまったのだろうか。実は、岡江さんの生死を分けたといっても過言ではない“ある日”の行動があって……。

「3月20日から22日までの3連休に、娘さんとお孫さんの3人で、亡くなったお母さんのお墓参りに行ったそうです。彼女が発熱したのは4月3日。コロナの潜伏期間は約2週間といわれているので、断定はできませんが、このときの外出で感染した可能性もあります」(岡江さんの知人)

 このころは、世間でもまだコロナに対する危機感が薄かった。

「この連休で多くの人が外出したことで、感染者数が爆発的に増えるきっかけに。普段は外出を控えていた岡江さんも、この3日間で運命が変わってしまったのかもしれません」(同・岡江さんの知人)