盲導犬関連の公務と、同学科の先輩
一方で『令和』を支える内親王としてのご活躍も期待されるが、お手本には“同門の先輩”の存在が。
「上皇ご夫妻のご長女である黒田清子さんが在籍していた文学部国文学科は、現在の文学部日本語日本文学科であり、愛子さまの先輩にあたります。
黒田さんは、皇室にいらっしゃったときから“盲導犬関連”のご活動に注力されているのですが、最近は“愛子さまが盲導犬関連のご活動を踏襲されるのでは”という話をよく耳にしますね」(前出・侍従職関係者)
学習院初等科の卒業文集では、将来の夢について《盲導犬の指導員になりたい》と記された黒田さん。飼っていた紀州犬『千代』にも盲導犬の訓練を受けさせたり、盲導犬育成団体が主催するチャリティーコンサートに、今でも毎年、出席されているそう。
「愛子さまも毎春、学習院大学でのイベント『オール学習院の集い』で『アイメイト協会』の啓発ブースに必ず足を運ばれています。活動を支援するため、その場で販売されている同協会のサポートグッズを購入したり、募金などを行われているのです。
ご両親と同じように、動物愛護への強いご関心がおありで、初等科の卒業文集、高等科での卒業レポートでも“犬や猫”をテーマにした内容を執筆されていました」(同前)
もうすぐ成年皇族になられる中、黒田さんからのアドバイスを時折、受けているのではと前出の山下さんは話す。
「愛子内親王殿下が今後、盲導犬関連で施設訪問やアイマスクを着用した体験などのご公務をされる可能性は十分あります。
動物関係は、令和の象徴的な両陛下のご活動のひとつになると思われますので、愛子内親王殿下にとってもそれに沿ったいいご活動になります。また、盲導犬に関しては叔母の黒田清子さんが積極的に携わっておられましたので、みなさんがお集まりになるときなどにはお話を聞いておられるかもしれません」
令和時代を支える内親王の輝くお姿が待ち遠しい──。