466億円の税金が投入されたものの……
実際に、「ニュースなどで頻繁に耳にしたから」(37歳女性)「耳なじみがいい」(44歳女性)と、そのネーミングのインパクトが残っている様子。
だが、購入費や運送・梱包(こんぽう)費など、466億円の税金が投入されたにもかかわらず、いまだ届かない地域もある。
「マスクが不足していた期間に間に合わなかった政府のスピード感とズレにびっくり」(37歳女性)
「首相のとった行動の中で、最も国民感情からかけ離れた無駄なものとして後世に語り継いで戒めとすべき」(40歳男性)
「発注先が不透明であるとか、問題も多かった印象です。官房長官や政界の人たちは、このマスクがあったからこそ市販のマスクの価格が下がったとか、ポジティブに考えられていましたよね。そこが国民の感覚とギャップがあるなと思っていました。
ですが、女性たちの間では、アベノマスクをつけて小顔をアピールするブームが起こるなど、ちょっと笑えるネタでもあったかも」(辛酸さん)
鼻からあごまでをカバーできれば小顔、というひとつのマウントをとるアイテムにもなっていたのも事実。
「不評なマスクで、安倍総理以外の官僚ですら使用していない」(69歳男性)
「サイズの合っていないマスクを、ただ1人つけ続ける首相がシュール」(52歳女性)
「別名『アホノマスク』と揶揄(やゆ)される間抜けさがたまらない」(71歳男性)
辛辣(しんらつ)な意見が目立つが、だからこその1位なのだろう。
’13年の『新語・流行語大賞』では『アベノミクス』がトップテンに選ばれるも大賞は逃しているが、今年こそ!?