まだまだ続く“黒幕説”
しかし、“なんで叩かれているのに行くの?”という素朴な疑問が。それもゴルフに。
「なんでゴルフって言われても、4月に入院したときから、ゴルフをやったのは2回だけです。それより、ぜひ書いてください。その素晴らしい取材力で、この団体のことも取材してほしい。こっちは接触できない。メールが来ますが、いちばんヒドイのになると“殺すぞ”とか」
それって脅迫じゃないですか。警察へは?
「警察に行く前に、俺も知人のネット企業に追いかけてもらっているんです。いまも脅迫は来ているんで」
この“黒幕説”は、ゴルフや“お持ち帰り”そっちのけで延々と続いたのだった。
「でも、本気で殺る気はないとわかっているので怖くはないんです。殺れるもんなら、殺ってみろと。子どもたちになんかあったら、絶対に許さない。そこまでやるなら、全面的に戦わざるをえないけど、俺はそんなケンカをしようとは思わない。コレ、ぜひ書いてくださいよ」
8月13日のラジオ番組終了後の夜、石田に真意を聞くべく、自宅のインターホンを押すと、妻の東尾理子が出た。
─石田さんと今回のことで何か話をしていますか?
「いいえ、すみません」
とだけ言い残し、インターホンは切られた。自宅でも背筋が凍るような“真夏の怪奇話”を妻に語っているのだろうか。一部の報道で噂されている離婚話にも拍車がかかりそうで心配だが……。