裁判では男性関係も暴露され
《借りたお金に関しては返すという前向きな態度を見せて、お父さんとお母さんが互いに歩み寄ってほしいのです。もう離婚に関しては何も言いません》
《妹は急に高校を中退してしまいました。借金を返せない要因に学費がある、それなのにのうのうと学校に行っていたら失礼だ、というのが杏の意見でした》
大学を中退して、自身の学費を借金返済に充てようか悩む大に、杏は「やめるな」とも話したという。
「杏さんは海外にモデル活動の拠点を移し、'06年にはパリコレに初登場。雑誌『NEWSWEEK』の世界が尊敬する日本人100人に選出されます。翌'07年にはテレビ朝日系の『天国と地獄』でドラマデビューしました」(テレビ誌ライター)
モデルから女優へと活躍の場を広げた杏は、経済的にも母を支えた。
「'07年にモデル事務所のギャラに不満を持った杏さんが母親に相談し、現在所属しているトップコートへ移籍します。'09年には節税のため個人事務所を設立。母親が代表となり、従業員の杏さんに給料を支払う形にしていました」(芸能プロ関係者)
売れっ子の仲間入りをし、売り上げは年間1億円を超えた。社長である母親の年収も2000万円を超えた時期があったという。しかし、それがトラブルの種となった。
「'14年に杏さんは突然、トップコートと直接契約すると母親に通告。'17年から法廷の場で争うことに。母親は裁判で、トップコートとの直接契約は無効であること、慰謝料1000万円と、想定される利益の一部である3000万円を補てんするように求めました。杏さんは母親が会社の金を使い込んでいると主張。一方で母親は杏さんの男性関係なども暴露したのです」(前出・芸能プロ関係者)
母が同級生らに借りたお金も杏が返済したのだが、またしても“ドロ沼”裁判。
「ちょうどそのころ、NHK朝ドラ『ごちそうさん』で夫婦役だった東出昌大さんとの交際が発覚。結婚式に謙さんは出席していたが、母親の姿はありませんでした」(前出・スポーツ紙記者)