リアルにいた『半沢直樹』な人々
■顔もそっくり!「渡真利忍」
「クールで整然とした物言いで情報通! 顔も及川光博さんに似ていらっしゃるので、モデルとなった方だと思うほどです。ちなみに彼は最近まで渡真利さんと同じくガラケーを使っていました(笑)」
と話すりえ子ママ。渡真利忍(及川光博)は『東京中央銀行』融資部に在籍する半沢の同期。情報収集に長けており、渡真利の情報が半沢を助け、上層部に戦いを挑む。
「彼はお店のバーカウンターで、渡真利さんのように仕入れてきた情報で作戦会議をしていることがあります」
リアル渡真利忍も銀行マンの出世競争にはなくてはならない存在のようだ。
■ケチでしつこい「三木重行」
「10年ほど前、友人の結婚式で新郎側の受付だったのがメガバンク勤務のケチな三木重行タイプの男性でした」
と明かすのは40代の女性会社員。角田晃広(東京03)が演じる三木重行は『東京中央銀行』から『東京セントラル証券』に出向したひとり。“仕事ができない男”と出向先で言われ、半沢を裏切り、銀行に戻った経緯を持つ。
「新郎には銀行口座を作らせたにもかかわらずご祝儀は3万円しか包まず、二次会以降は会費も払っていません。私とは初対面なのに、正社員かどうか聞いてくるし、プライドが高い、嫌な男のテンプレートみたいなやつでした」