「音楽は親友だ!」の精神
「茅ヶ崎の方たちに計画をしていただいたのですから、加山もぜひやりたいと言っていました」
ただし、コロナ禍で入院中の加山とは、家族でさえ会えない状況が続いている。前回の脳梗塞のときはわずか10日ほどの入院治療で退院しているが、今回はどうなるのだろうか。
さすがに年齢的にも、もう引退か? という声も聞こえてくるが、本人は治り次第、復帰の意向らしい。
「いろんなことにチャレンジする気持ちをずっと持ち続けた人だからこそ、ここまで支持されてきた。以前から“音楽は親友だ”と言っているように、音楽活動は、生涯ずっと続けていくでしょう。
退院後は、みなさんがビックリするようなこともやりますよ。詳しくは、まだ内緒ですが」
デビュー60周年を迎えた新たな若大将が、令和の時代に故郷・茅ヶ崎へ戻ってくる日が楽しみだ。
加山雄三、激動の直近10年
'10年●芸能生活50周年。茅ヶ崎市民栄誉賞を受賞
'13年●ロックフェスに初参加
'14年●旭日小紋章を受章
'15年●ファイナルコンサートツアー('19年に再開)
'18年 ●愛船『光進丸』が炎上し、沈没
'19年●脳梗塞のため入院した後、自立型ケアハウスに引っ越し
'20年●8月に誤嚥による嘔吐で倒れ小脳出血。現在も入院中