気持ちを尊重したいが、限度がある
今年の文書回答の中でも、
《長女の結婚については、対話を重ねながら、親として娘の気持ちを受け止め、一緒に考えていくことが大切だと思います》と、話し合いが行われていることを明かされた。
「ただ、眞子さまとの対話の中では“共感したり意見が違ったりすることもある”と言及されています。
今でも小室さんとの結婚意思がお強い眞子さまと、結婚反対のスタンスでいらっしゃる紀子さまには“意見の相違”があるということです。
眞子さまのお気持ちを尊重しつつも、譲れない部分がおありなのだと思います」(宮内庁関係者)
紀子さまは今回、長女に対するお気持ちを精いっぱい、文章で表現されていたという。
「“できる限り尊重したい”と綴られていますが、この“できる限り”に妃殿下の苦悩がうかがえます。気持ちを尊重したいが、限度があるということでしょう。
秋篠宮殿下は一昨年と昨年の記者会見で、今の状況では“一般の結納にあたる『納采の儀』は行えない”とのお考えを示されています。妃殿下も今の状況のままでの結婚は限度を超えており、容認できないということではないでしょうか」
そう話すのは、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さん。
“できる限り”という5文字を入れることで“母親の意地”を見せられた紀子さまだが、年内には結婚が発表されるのは間違いないだろう。
「宮内庁は'20年中に結婚スケジュールを発表すると設定したため、『立皇嗣の礼』の開催が来年に延びたとしても、結婚問題に関する発表は今年中にしなければなりません。時期としては『立皇嗣の礼』と、秋篠宮さまのお誕生日である11月30日の間がベスト。
ご両親は金銭トラブルをクリアにし、国民から祝福を受けられないと『納采の儀』は行わないスタンスですが、それらの儀式は私的行事なので、行わなくても結婚はできる。
金銭トラブルも一向に進展がないままなので、眞子さまは『納采の儀』を行わずに、結婚を強行されるおつもりなのだと思います」(前出・秋篠宮家関係者)
母の思いも虚しく、娘は“悲願”へ突き進んでいる。