イム子:井川さん、スリムですが顔は丸くふくよかですよね。これもシワ防止にいいのかも……。
入谷先生:そうですね。こめかみや頬などは誰でもこけてくるので。例えば頬にヒアルロン酸を1~2cc入れると、丸くて若々しいシルエットに見えます。井川さんのような若々しい感じになれますよ。
菅野美穂がシワっぽくならない理由
イム子:う~ん、気になる(笑)。ところで菅野さんは40代になっても老けた感じがなく、あまり変わらないように感じます。もともと老けにくいのか、何かケアを行っている可能性があるのでしょうか?
入谷先生:確かにきれいなお肌です。美容皮膚科で美肌やエイジングケアを受けていてもおかしくないですね。でも、目周りなどはもう少し張りがあるといいかも。そういえば井川さんもですが、彼女たちって体重の大きな増減がない。これはシワになりにくいひとつの理由です。
イム子:極端に増えることも減ることも肌にはよくないんですね。ところで井川さんと菅野さんは子連れやご夫婦でのショットを撮られても、いつも穏やかな感じがします。プライベートの安らぎも肌の安定によかったりして……。
入谷先生:それはありますね! ストレスは肌の最大の敵ですから。
イム子:篠原さんは“コロナ別居”疑惑があったりで、ストレスが溜まっているかも!?
入谷先生:生活スタイルの変化やマスクの連日着用などで、確かに肌関係の相談は増えています。もし篠原さんがお悩みなら、体内から美肌強化できる『美容点滴』や『ビタミン点滴』でエナジーチャージしてほしいですね!
育児中のママにおすすめの美容ケア
イム子:子どもがいると自分の食事も後回しになったりするし、点滴で補うのはいいかも。ところで一般的に、出産を経験すると身体が老けやすくなるということはあるのでしょうか?
入谷先生:そうですね。やはり人ひとりの命を生み出すので、身体の負担はあります。また体重の増減や育児ストレスなどによって肌が荒れたりすることも。でも、子どもがいる幸せで肌や体調が安定する効果も大きいので、前向きに子育てをすれば、お三方のようにきれいなママを目指せると思います。
イム子:では、いま増えている40代・育児まっさかりママ向きの美容ケアを教えてください。
入谷先生:毛穴の開きに効果のある、水流による次世代ピーリング『ハイドラフェイシャル』。そして顔に光を照射して肌老化をケアする『フォトフェイシャル』。また、たるみには皮下に糸を入れて物理的に持ち上げる『イタリアンリフト』。さらに超音波や高周波エネルギーを照射して、肌深部からハリを与えてくれる『ウルセラ』や『サーマクール』で、美肌・引き締め・たるみケアを狙うのがいいかもしれません。『ウルセラ』などは半年に1回程度でOKなので忙しいママにもおすすめです。
イム子:いろいろな方法があるんですね! 悩みに組み合わせてチャレンジしてみたいです。では最後に、井川さんたちのような「自然体で美しい40代ママ」を目指すために、最大のポイントを一言!
入谷先生:「若く見せたい」と思いすぎると、ヒアルロン酸を過剰に打って顔がパンパンになってしまう方もいます。だからこそ、自分の顔を常に客観的に見ること! そうすれば自分に必要なケアがわかると思います。あとは、9月とはいえまだまだ紫外線対策が必要なので、UVケアをきちんとしましょう!
今回お話を伺ったのは…
入谷英里先生:
杏林大学医学部卒業。昭和大学臨床研修センター、昭和大学形成外科、美容外科クリニックを経て2013年より『高須クリニック』に勤務。東京院・横浜院を担当し、女性医師の目線からアンチエイジングから女性器の悩みまで、幅広い相談に応じている