「山頂へのアタックを控えたクリスマス、南極のキャンプ地に竹内さんから贈り物が届いたんです。“日本食が恋しいはず”と、竹内さんがCMに出演していたインスタントラーメン『サッポロ一番』を大きな段ボール箱にぎっしり詰めて送ってくれたんです」(前出・テレビ局関係者)
竹内がイモトに送った手紙
その箱の中にはラーメンのほかに、小さなクリスマスツリーと1通の手紙が。
「“かならず無事に帰ってきて”という竹内さんからの手紙でした。イモトさん、感激して“号泣しながら食べたよ”って。竹内さんのラーメンをうれしそうにほおばる様子は、イモトさんのインスタグラムにも投稿されています」(前出・テレビ局関係者)
竹内さんが自身のインスタグラムで、唯一“フォロー”していたのが、このイモトのアカウントだった。
「竹内さんは、イモトさんが新しい投稿をするたびに、かならず“いいね”を押していたんです。でも……」(前出・スポーツ紙記者)
亡くなる前の1週間、ある“異変”が起きていた。イモトの投稿にかならずあった竹内さんからの“いいね”が、ピタッと途絶えていたのだ。
「その1週間でイモトさんは4回写真をアップしているんですが、そのどれにも“いいね”がなくて。竹内さんがインスタを始めてからの3年間、こんなことは1度たりともなかったようですから……」(前出・スポーツ紙記者)
空白の7日間─それは、竹内さんの小さな小さなSOSだったのか。