《一緒にカネ恋みよう》
「ライブ配信アプリでファンと交流しているんですが『カネ恋』第1話が始まる1時間前に、公式LINEで《一緒にカネ恋みよう22時から》というメッセージを送っているんです。その後、行った配信では、ファンとドラマについて語り合いました」(佐藤のファン)
佐藤がここまで『カネ恋』を強く思うのには理由がある。
「三浦さんの死後にTBSで行われた緊急会議では“彼の代役を新たに立てて、第1話から撮り直す“という案が出たのですが、その代役候補というのが、実は佐藤さんだったんですよ」(前出・芸能プロ関係者)
会議の際に立ち上がった制作側の(秘)プランを聞いた佐藤は、多忙だったにもかかわらず快諾したという。
「佐藤さんは“春馬の最後の作品をお蔵入りにさせるわけにはいかない“と代役を引き受けるつもりだったそうです。しかし会議を重ねるうちに、1話から撮り直した場合、共演者とのスケジュール調整が難しくなることが判明。
また制作サイドの、“三浦さんの遺作だから、やっぱり撮影した部分をそのまま使いたい“という意向もあり、結局、撮り直しは行わず全4話で完結という結論になりました」(同・芸能プロ関係者)
親友による代役案は幻となってしまったが、ドラマは高い評価を受けた。
「確かに話数は短くなってしまいましたが、三浦さんの最後の演技を多くの人に見てもらうことができましたから、きっとこのままでよかったんだと思います。佐藤さんも同じ気持ちなんじゃないかな」(同・芸能プロ関係者)
この代役案についてTBSに問い合わせてみると、
「番組制作過程については、従来お答えしていません」
と、否定はしなかった。
三浦さんが最後のドラマで残した笑顔を、佐藤は万感の思いで見ていただろう。