芸能活動と名門私立女子高での学業を両立させる中、来春からは勉強が本格化。“進路選択”を迫られる日が刻一刻と近づいており──。
芦田愛菜の葛藤
「先日のホームルームで、SNSなどでの個人情報の取り扱いを注意するように厳しく言われました」
そう語るのは、A女子高の生徒。同級生の芦田愛菜(16)が注目を集めていることで、学校側はピリピリしているのだ。
「芦田愛菜さんが日テレ系のドラマ『Mother』に出演したのは'10年のこと。天才子役と呼ばれ、'11年にはフジテレビ系の『マルモのおきて』で大人気に。もう16歳になるんですね。今年の春に名門のA大学附属中学からA女子高に内部進学しました。芸能活動は抑えめですが、公開中の映画『星の子』に主演。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の出演者にも名を連ねています」(テレビ誌ライター)
女優として活躍しながら、高校生活も満喫している。
「愛菜ちゃんは学校には来ていて、よく見かけますし、部活にも入っていますよ。彼女は医学部への内部進学を目指しているそうです。成績が進学にかかわるのは高校2年生からですが、医学部を目指す子はもう塾に通い始めていますね」(A女子高の生徒)
芦田は幼いころから医学に興味を持っていて、'17年にはテレビのインタビューで「病理医になりたい」と語っていた。「“病理医”とは、生体検査や解剖などから病気の原因を診断する専門の医師のこと。彼女がこの職業を知ったのは、'16年に放送されたフジ系のドラマ『フラジャイル』だったと言われています。主演した長瀬智也さんの好演もあり、これまではあまり知られることのなかった病理医の存在が、広く世間に認知されたのです」(テレビ局関係者)
“女優で女医”という唯一無二の存在を目指しているが、行く手には高い壁が。