名古屋氏から“言い訳”メールが

【2013年、金子氏からのお声がけで自民党青年局の会合に参加したところ、当時の青年局長は小泉進次郎代議士に特別に時間を取っていただけることになり、私は小泉代議士と話をさせていただき、写真も撮りました。

 2014年、私の2期目の選挙がありました。問い合わせの際に「選挙用チラシ」という言葉がありましたが、私は年に数回、市民の皆様への市政報告のためにリーフレットを作成・配布しており第15号は日常の政治活動となります(現在第38号まで発刊)。
 
 第15号に小泉代議士との対談の様子の掲載許可をお願いしました。その後、この件についての金子氏からの連絡を「小泉代議士サイドから掲載許可を得た」と捉えて作成・配布を進めていたところ、「正式な許可は出していない」ことが判明し、即時配布を取りやめた次第です。
 
 作成・配布を判断したのは私であり、小泉代議士に大変なご迷惑をおかけする結果となりました。当時、小泉事務所及び自民党本部に経緯説明と謝罪にお伺いし、双方より厳重なる注意を賜りました】

 小泉氏にもことの経緯について問い合わせたが、期日までに返答はなかった。

 名古屋氏はチラシの配布について即時配布を取りやめたと話すが、こちらの手元にあるように、相当数が配布されたことが予想され、「選挙に出るあの人、進次郎と仲がいいんだ」と思った三条市の有権者も少なくないだろう。今回の三条市長選において名古屋氏は“八の策、六十四の手”の提言があるとし、そのうちの大きな1つに「危機管理室の設置」を上げている。彼の“危機管理”は当時から変化はあるのだろうか。

  もし今も虎の威を借りているのであれば、いつまでも虎になれず、狐は狐のままだろう。