『スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~』(TBS系)'84年~'85年
◇あらすじ◇高校ラグビー界の無名のチームが、荒廃の中から健全な精神を培い、数年で全国優勝を成し遂げた奇跡を描く
●脳腫瘍で自暴自棄のイソップ(高野浩和)はトルエン漬けに。しかし滝沢(山下)に諭され、不良とひと悶着あった後に更生を誓う
「僕、何よりもトルエンが気持ちよくなってしまっているんです。僕、もうどうだっていいんです!」
●光男(宮田恭男)と滝沢(山下)をしごく、悪い先輩を白馬で蹴散らす圭子(伊藤)
「馬上から失礼します」
●ロックバンド『黒騎士』のボーカル・名村直(鶴見辰吾)が自らバンドの方向性を説明するも意味不明!
「俺たちのロックはよ、怒りと悔しさを涙のスパイスで味つけした五目そばなんだよ! わかるだろ? いや、わかんなくてもいいけどさ!」
『少女に何が起ったか』(TBS系)'85年
◇あらすじ◇北海道の漁村で育った少女(小泉)が母の死を機に、自分の出生の秘密を確かめるため上京。天才ピアニストであった亡き父の娘である証を求めてピアニストを目指す。
●祖父であるはずの東学長(松村)に「憎んでいるのか?」と聞かれた雪(小泉)のトンチキな返し!
「子どもの時から、憎いジジイ、憎いあん畜生だと思ってます!」
●勝手にドレスを着られて怒り心頭の美津子(賀来千香子)が雪の服を脱がせようとしながらの捨てゼリフ
「ニセモノの泥棒猫!」
●毎晩12時に現れては雪を捜査していた川村刑事(石立)。さんざんひどいことをしてきたが最終回にはいい人に
「もう夜中の12時には会えない。ちょっと寂しいが、元気でな。薄汚ねぇシンデレラ……。いや、とってもかわいいシンデレラ」
●コンクールの練習をしたいのに、鍵をかけられてピアノが弾けない雪の怒りが爆発!
「ダメだ! 紙の鍵盤だと、指が沈まないし、ますます滑って転んじゃう! 16分音符がまるで叩けない! 本物のピアノが弾きたい! ピアノが弾きたい!」
●最終回、田辺百合子(高木美保)率いるお嬢様軍団と、雪が筆頭格の特待生軍団が和解。お嬢様たちの「野良猫ガッツ」に対し、お株を奪われた特待生側が「エレガント、お上品」と返す地獄のようなコール合戦が続く中、雪と大津(辰巳)が見つめ合ってドラマ終了!
「みなさん、私たち、あなた方特待生、野良猫の強さを見習うことにしたの」
「野良猫……野良猫ガッツで頑張ろう!」
「エレガント! お上品!」