《私が旦那さんを見つけるのは難しいだろうと、言っていた人達がいましたが、その理由が良く分かります》

 11月13日に木村拓哉工藤静香の次女・Koki,が自身のインスタグラムを更新。この日は木村の誕生日だけに、お祝いの言葉と共に父娘の“秘蔵”写真もアップしたのだった。

海外旅行先でのワンショットでしょうか。7、8年くらい前だと思いますが、キムタクは父親とは思えない若さ。確かに、こんなにカッコいい男性が近くにいれば、娘たちは彼氏探しに苦労しそう(苦笑)。

 にしても注目すべきは、当時はアラフォーにしてヒョウ柄のノースリーブシャツにダメージジーンズのショートパンツ。このハイセンスなファッションを楽しめるのは、キムタクくらいのもの」(スポーツ紙芸能デスク)

 SMAP時代から、身に着ける衣服やアクセサリーが瞬く間に店頭から売り切れる、“キムタク売れ”を起こしてきたファッションリーダー・木村。そんな彼がこよなく愛するのが「レオパードコーデ」、つまりは「ヒョウ柄」を取り入れたファッションだ。

 5月に開設したインスタにも度々、ヒョウ柄のシャツやジャケットを身に纏(まと)った姿がアップされている。

「かつて『さんタク』(フジテレビ系)でも『ヒステリックグラマー』のジャケットを羽織ったりと、ただヒョウ柄ではなくブランドにもこだわっています。最近では『サブサエティ』『ワコマリア』『シュプリーム』などのヒョウ柄を好んで着ていますね。Koki,さんもワンポイントで入ったアイテムをコーディネートに取り入れているみたいですよ」(スタイリスト)

下手するとヤンキーのおじさんになる

 とはいえ、木村だからこそ、とも思えるヒョウ柄コーデだが、一般のアラフォー、アラフィフ男性ならば、ただの「イタいおじさん」になりそうなもの。どうすれば着こなせるのだろう。自身もモデルとして活躍するファッションコーディネーターの中村康介さんに聞いた。

ヒョウ柄は下手するとヤンキーのおじさん、大阪のおばちゃんになってしまうアイテムですが、上手に着こなせばワイルドでセクシーな色気あるアイテムになるのです。アラフィフ男性がバランスよく、品よく着こなすには、例えばシャツやポロシャツのような襟のあるアイテムがオススメです。

 また、一般的には露出部分を限定した方がいいので、シャツの一番上までボタンを閉めて、その上に相性の良いシンプルな黒のジャケットを羽織ります。ヒョウ柄は非常に主張が強いので、ワンポイントで使うことを意識して品よく見せたいですね」

 また、ヒョウ柄に柄物を重ねるのはNGで、単色、特に黒がマッチするとのこと。インディゴブルーといったデニム素材も相性がいいようだ。ヒョウ柄を全面的に押し出している木村だが、彼の場合はあくまでビジュアルでカバーできているということか。そしてサイズ選びにも注意したい。

「ビッグシルエットといって、オーバーサイズで着こなすのがカジュアルのトレンドになっていますが、ヒョウ柄においては男性はダボダボさせずにジャストサイズを選ぶこと。あまりルーズサイズですと、地方のホストのようになってしまうので要注意です(笑)」(中村さん)

 ヒョウ柄は迷彩柄などと同様に、時代やトレンドに左右されないアイテムでもある。年甲斐もなくと思わずに、うまく取り入れれば色気のある大人の雰囲気を演出できそうだ。