夢はオリジナルミュージカルの製作
ミュージカル俳優として人気を博し、近年はドラマや映画の映像でも活躍の場を広げている。
「29歳のときに映像の世界に飛び込んで以来、ひとつひとつ必死にやってきた感じです。コロナによって明日、何があるかわからないという経験をしたことで、どれだけ今に集中できるのか、その繰り返しだと思っています」
俳優仲間で友人の尾上松也(35)、城田優(34)とは、3人の名前の頭文字から命名した演劇プロジェクト「IMY(あいまい)」として昨年から活動。来年秋には、オリジナル舞台の上演を予定している。
「僕は、デビュー作( ’98年)が小椋佳さんのオリジナルミュージカルだったこともあって、オリジナルへの思い入れが強く、オリジナルミュージカルを作るのが夢。松也は、新作歌舞伎で新しいエンターテイメントに挑戦し、優は、俳優としてだけでなくミュージカルの演出もしています。
3人だけでなく、いろんなクリエイターや役者にも参加してもらって日本発の作品を作るための準備をしています。オリジナルに勝るものはないと思っているので、楽しみにしてください」
森山とのコラボ、伏線はラジオ番組
今年1月、山崎のラジオ番組(ニッポン放送『山崎育三郎のI AM 1936』)に森山がゲスト出演。森山のギター弾き語りで『さくら』を合唱した。
「そのときが初対面でしたが、リハーサルなしでも、すてきなハーモニーが鮮烈に残りました。(コロナ)自粛後の7月に朝ドラで一緒になり、直太朗さんもラジオでの印象が強く残っていたみたいで、トントン拍子で楽曲提供の話が進みました」(山崎)