『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)の放送が中断され突如、美しい映像とピー音が流れるというハプニングが起きたのは2020年の10月。今ではすっかり珍しくなった放送事故に、SNS上では過去のハプニングが掘り起こされ話題に。そこで、昭和、平成のテレビをにぎわせた伝説の放送事故を振り返る!
すごかった! 放送事故列伝
12月2日放送の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で司会の相葉雅紀が“やらかした”と話題になっている。
「KAT-TUNの中丸のことを“なかまら君”と呼び、周囲のジャニーズがそのド下ネタにざわつきました。翌週にはネットニュースにもなって生放送の怖さを感じましたね」(番組関係者)
こんな言い間違いは放送事故のうちには入らない?
昭和・平成のテレビでの放送事故はすごかった。ほんの一部をテレビウォッチャーとともにプレーバック。
「バラエティー史上もっとも有名な放送事故といわれているのが『8時だョ! 全員集合』(TBS系)での停電事件。番組開始の夜8時から9分間画面は真っ暗。復旧した8時9分に、いかりや長介が“8時9分だョ! 全員集合”とアドリブをきかせ、会場やお茶の間を沸かせました」(テレビウォッチャー)
かつて平日お昼の人気番組『笑っていいとも!』('82年~'14年/フジテレビ系)も数々の“伝説”を残している。
「著名人がリレー方式に登場する人気コーナー『テレフォンショッキング』で観客の一般男性が突如ステージ上に乱入し、ゲスト席に座ったんです。タモリさんは冷静に「しゃべりたいことがあるの?」と聞き、男はスタッフに連れられていきました('83年)。
また、タレントの泰葉が間違って電話をかけたことから、3日連続素人の“友達の輪”が続いたこともありました('84年)。番組終了がウワサされていた'05年には客席の男が“いいとも終わるんですか?”と質問。CMが入り、男の席にはクマのぬいぐるみが置かれていたことも伝説となっています」(同)
いかりや長介やタモリのような大物司会者だからこそ、対応できたのだろう。